中華ダイナミックドライバについて

私がハイブリッド用に使用した中華ダイナミックドライバについて、ご質問をいただいたのでお答えします(^^)/
SR-32453+中華DD(ハイブリッド) 参照


イヤホン自作erの間では定番となっているこちらです(クリックで拡大)。

中華通販のAliexpressでKZ DIY 10mm Dynamic Earphoneと検索窓に入力すれば見つかると思います。
2個セットで日本まで送料込み5$程度と格安です。

このドライバの良いところは、Ø3mmのスパウトが標準装備で作業が楽なこと。
※ 通常のダイナミックドライバの装着方法は ATH-CK330Mリモールド 参照


肝心の音は・・・・特に低音が強力というわけでもなく普通の音です。
高音が出ないと言われていますが、f特を計測してみると、それなりに高音まで出ていて普通にフルレンジです。

ですから低音のみを求める場合は、ローパスフィルタを採用した方が良いかもしれません。
組み合わせにもよりますが、このドライバのインピーダンスは18Ωですから、10uf程度のコンデンサをパラレル接続すれば800hz程度から上がカットされて丁度良いかと。
※ ローパスフィルタは ネットワーク基本のキ② 参照



なお、このドライバの後継モデルが出ている模様です。
Aliexpressには色々なダイナミックドライバが売られていますが、スパウトが付いているのはこの2種類くらいだと思います。





あと、高音綺麗系のダイナミックドライバが欲しい場合は、個人的にイチ押しのブログ
自作備忘録(カスタムIEM自作)
の管理人さん情報で、の中華イヤホンがコスパ良さそうです。
ドライバ入手用に良いかもしれませんね(^^)/

※ 後日追記
上のKZ-ATRに搭載されているドライバは、その上に記載した「後継モデル」のドライバである可能性が高そうです。ATRのドライバはスパウト部の樹脂が赤色ですが、それ以外は全く同じに見えますので・・・・
自作備忘録(カスタムIEM自作)~ATRカスタム2 参照





高級イヤホンのダイナミックドライバ聴いたことないし(*_*)


というか、うちの近所のヨドバシカメラメディア館!
試聴機コーナーの濡れティッシュが常時切れているので補充してくださいよ。
他人様の耳垢が気持ち悪くて試聴できないのですが・・・(*_*)

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