ケーブルの作成

本日のお題は・・・

超お手軽!
リケーブルの手抜き自作方法(笑)

今晩のおかずにもう一品の料理番組かよ ┐(´-`)┌
【以前作成したもの。ケーブル150円、コネクタ800円くらいだった記憶が・・・】






なお、以下の記事は、うんこ耳の人以外が読むと体調を崩す怖れがありますのでご注意ください(。・ω・。)


以前もお話いたしましたが、カスタムIEMのケーブルって結構な値段するんですよ。
MMCXだと1~2,000円程度の安物ケーブルもそれなりに存在しますが、カスタム2pinだとほぼ壊滅状態orz

ということで、「高級ケーブルなんてオカルトだ!」と自分に言い聞かせている私は当然自作ですよ(おまいは大槻教授かw)。



① 材料の調達
以前作ったケーブルは100均セリアのイヤホンをぶった切って2pinコネクタを装着しましたが、さすがに貧乏くさいので、今回はaliexpressにて購入。
送料込みで250円くらいでしたが、100均イヤホンのケーブルを量産型ジムとすると、ガンキャノンくらいの高級感があります(微妙だなおい・・・)。
【分岐点まできちんと編み込まれ、その先はねじり処理済み】

このケーブルの良いところは、最初からステレオミニプラグが装着済みのうえ、ケーブル先端の予備はんだが済んだ状態で届くので、作業がとても楽なんです。

2pinコネクタは0.78mmのカスタム2pin用。
カバーがねじ式なので作業が簡単w
なお、混在している0.75mmのものは汎用性がないので注意してくださいね。
この2pinコネクタもaliexpressで送料込み750円。





② 通電&アサインの確認
だって、中国からシンガポール経由の送料込みで250円のケーブルですよ?
むしろ電気が通じることが奇跡ですよ

一応、ケーブルは色分けされていて、
赤→右の+
緑→左の+
黄→GND
であることが多いのですが・・・チャイナ製で250円ですからねぇ
自作のテスターで確認です。
【よかった・・・・断線なしで一安心】







③ 予備はんだ
2pinコネクタ側に予備はんだを行いますが、その前にフラックスを塗ります。
(予備はんだとは~接着剤で部品をつけるとき、予め両方に接着剤を塗っておくみたいなもの)
2pinコネクタは、予備はんだに時間がかかると樹脂部品が溶けて変形してしまいます。
フラックスを塗ると、一瞬で予備はんだが乗るようになりますよ。
今回使用したのは、洗浄の必要がないフラックスです。
フラックスすら買うのが嫌なエコロジストは、その辺の松の木から松脂を剥いできて、砕いて粉にした後、無水エタノールで溶かしてください(そんな奴いない)。

こんな感じでヒートシンク(樹脂部分に熱が伝わらないようにするアルミ製のクリップ)で挟んで固定すると作業しやすいです。
上の筒状になっている部分に、はんだを流し込む感じです。
事前にコネクタ側にフラックスが塗ってある場合は、コテの先端にはんだを溶かしておいて、チョンと一瞬触るだけで予備半田が付きます。







④ はんだ付け
はんだ付けする前に、コネクターのカバー部品・チューブなど、後からケーブルに通せないものを装着するのを忘れないようにw
ケーブルにもコネクターにも予備はんだがなされているので、新たにはんだを追加する必要はありません。
はんだ小手で予備はんだを溶かして付ければOK。
※ ピンアサインについては、こちらを参照→内部ユニット作成②






⑤ UVレジンによる固定
はんだ付け後、UVレジンで固めて強度を確保します。手順は・・・

❶ 針金でピンの+-がショートしないよう、まずケーブルとはんだ付けしたピンにレジンを塗りUV照射して固める。
❷ その後、針金の先端にレジンを付けて、先ほど固めたレジンの上に重ねてUV照射!

レジンを厚く盛りすぎるとコネクターカバーに入らなくなるので要注意!
コネクタ側をどこかにテープ等で固定しておくと作業が楽ですw


熱収縮チューブでレジン部分まで覆うとこんな感じに
私は一度形を決めたら、針金の形を変えずに使用するタイプなので、細い100均ステンレス針金を2本入れて硬くしています。
形を頻繁に変えると、金属疲労で折れることもありますので・・・・




⑥ 完成!
熱収縮チューブを収縮させ、予め通してあったコネクターカバーを装着すれば完成!
総額1,000円程度の安物には見えないでしょ?
(いいえ、どう見ても安物ケーブルですw)



こちらはMMCXバージョン。
同じくケーブルは150円程度、MMCXコネクタ(♂)は千石通販でペア320円。
ちなみに千石のMMCX(♂)は、ワッシャー付きで接触不良を防いでくれるのでお勧め。
もう、コネクタカバーも節約してダイソーの熱収縮チューブで代用(ひどいorz)




結論
私が「リケーブルはオカルトだ」とかほざいているのは、松坂牛を食べたことのない人が「オージービーフと味なんか一緒」と力説しているのと同じですから(涙)


とか言いつつ、実のところ私もケーブルが変わると音の変化を感じます。
誰か私に高級ケーブルをプレゼントしてください。
自作して余った線で作ったやつでよいので(涙)


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