05 インプレッション加工②

メス型を作る前にインプレッションの表面処理をします。
理由は
① 細かい凹凸を無くす
② シリコンでメス型作る場合は癒着防止
この工程が、後々完成したカスタムIEMの出来栄えに大きく影響します。これホント。

表面処理の主流は次の3種類みたいです。
① プラサフ吹いた後にウレタンニス重ね塗り
 → 仕上がり綺麗だけど手間が大変

② オイル漬け
→ 原型に一番忠実だけど凹凸は消せない

③ パラフィンコート
→ 一番手軽でそれなりに綺麗

もちろんコスパ重視の私はパラフィンコートです。
というかパラフィンワックスなんて買ってられるか( ̄^ ̄)ゞ
100均の蝋燭を溶かせば必要十分な性能です。もしくはおばあちゃんの仏壇から
直接火にかけると発火して危険なので必ず「湯煎」で。






















ここにチーズホンデュみたいにインプレを2回くぐらせます。回数が多いと肉厚になって遮音性が高まりますが圧迫感もUP。
コツはカナル部分を上に向けたまま回転させないこと。回転させると蝋が変な所で固まります。
蝋に入れたらその都度素早く冷水に入れて変な形に垂れる前に固めます。


こちらの動画がすごく参考になります。
というか自分の自作バックボーンはこの動画です。





結論
溶けた蝋燭を別の趣味に利用する場合は(特に女王様と一緒の場合は)火傷にご注意ください。



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