ここまでくれば完成まであと少し!
フェイスプレートの作成方法は、自作家の皆さんそれぞれの流派があるようですが・・・・
とりあえずいくつかご紹介いたします。
①レジン制作法(メス型使用)
レジン(UVレジン又は2液エポキシレジン)を使用して作る方法です。
私の場合は、シリコンでシェルの開口部の型を採って作っています(後から削るときに楽なので)。
ここでも
(同じく100均のお湯丸でもOKですが、シリコンより使いにくい)
【完成品】
②アルミ板・プラ板法(超薄いやつ限定)
これはハサミで切れる程度の厚さ限定の方法です。
こんな感じにアルミ板等にマスキングテープを張り、シェルの形をボールペンで書き込み、ハサミでカット。
少し大きめにカットした後、シェルに乗せてみて、少しづつ余計な部分を切り取っていきます。
シェルのコネクタ側をピタリと合せて、はみ出した反対側をサインペンで縁取りしてサインペンの幅を目安にカットすると切りすぎの失敗が少ないかと。
サインペンの幅でカットしたら、再びシェルに乗せてみて、まだ余っていたら、またサインペン1本分の幅をカット。これを何度か繰り返します。最終的にシェルよりほんの少し小さい程度になればOK。
【完成品】
フェイスプレートをUVレジンで接着した後、表面張力を利用してUVレジンを盛っています。
レジンを垂らしたら、爪楊枝等で広げ、最後にドライヤーで温めると気泡が抜けて綺麗に仕上がります。
表面張力の限界は・・・トライ&エラーでw
こちらは薄いアルミ板+カーボンシール(5Dタイプ)+100均の文字シール+100均のスワロフスキー+レジン表面張力盛。
(どんだけ100均好きなんだorz)
③ゴム板直接レジン法
レジンの「ゴムと接着しない」という特徴を生かした方法。
要は、ゴム板の上にUVレジンを薄く広げて、その上にシェルを被せてUV照射!
固まったらゴム板から剥がして、はみ出した部分をリューターで削ります。
その後、お好みの厚さまで、表面張力利用でUVレジンを盛っていきます。
使用するゴム板は・・・・またしても100均かよ!
セリアとかダイソーで売っている「消しゴムハンコ」のゴム板が丁度よいw
※2017.5.5追記
100均セリアでレジン専用のシリコンマットが売られているのを発見
こっちの方が使いやすいかも。
【完成品】
④鏡orゴム板作法
ゴム板か100均の鏡の上にレジンを薄くのばして硬化させる方法です(③のようにシェルをかぶせて硬化させるのではなく、後からシェルに乗せて接着します)。鏡の場合はカッター等を使うと意外と簡単に取れます。
ゴム板・鏡側がFP側になるので、厚めに作れば後からレジンを盛る作業をしなくて済みます。
シェルに乗せて接着した後はハサミで大まかに形を整え、最後はヤスリで綺麗にします。
鏡の方がより綺麗にできると思います(多分)。
【完成品】
⑤
はい、そのまんまです。
その辺で安いギターピックを購入してきて、レジンで貼り付け、リューターでカット。
この場合も、後からレジンを盛って「ぷっくり感」を出した方が良いかと・・・・
【完成品】
⑥アクリル板マゾヒスト法
最初、ダイソーの安いプラ板使ったんですよ。そしたら後から剥がれてきて。
表示をよく見たら、ダイソーのプラ板は塩ビ素材だからレジンできちんと接着できないorz
ということで、プラ板の中でも一番透明度に優れている「アクリル板」を購入(厚さ2mm)。
タミヤのプラ板とかに使用されているスチロール樹脂より透明度と硬度が高いとか。
切断はカッターで傷を付けたあと、パキッ!っと割る感じで。
よし、後はリューターとかで削って成形すればOK!
・・・硬くて削れないよママ(T△T)
ほんと、これ無理ゲーです。
高級で強力なリューターとかあれば違うのかもしれないけど。
チャレンジする場合は、ステンレスとかチタン製の硬いヤスリの購入をお勧めします。
↓ここまで削るのに片側3時間以上(涙)
【完成品】
結論
まじでアクリル板やめとけ(涙)
ただし、アクリル独特の冷たいガラスみたいな透明感があるので、チャレンジする価値はあるかもです。
自分はもう二度としないけど。
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