13 カナル部分の作成

カナル部分の作成。まずは音導チューブを通す穴を開けます。
透明シェルで、しかも複数の穴を開ける場合、光の屈折もあって、どこに穴を開ければよいのかわかりにくです。
光学迷彩かよ(涙)

ということで、事前にチューブをカナルに入れてみて、チューブが収まる位置にサインペン等で印をつけるとやりやすいです。




穴は以前ご紹介したとおり、ダイソーのピンバイスを細い方から順番に使用して大きくしていきます。
(もちろんピンバイスはダイソーじゃなくても良い。というかむしろダイソーじゃない方が・・・以下略)
電動のリューターとかで一気に行くより失敗しずらいと思います。




チューブの長さは音に大きく影響するので、左右で揃えます。
一度シェルに入れてみて、後でチューブを切る場所をマーキングしておくと簡単。



カナルに開けた穴にUVレジンを塗り(細い筆や爪楊枝利用)、チューブを通します。
チューブ固定のほか、穴あけ時の傷による白濁を消す効果も。
通りにくいときは、チューブ先端を斜めにカットすると、あ~らスムージーw

この状態でUVライトを照射、余ったチューブを切れば一応完成なのですが・・・・


私はカナル部分のみUVレジンを充填しています。
理由は
① 遮音性とカナル部分の強度UP
② チューブが外れる等のトラブル防止
(後々のドライバ再利用を考えて、ドライバまでは埋めない程度)



ちなみに、カナル部分の充填は普通のUVレジン使用をお勧めします。
カスタムIEM自作で、シェル素材として重宝されている光硬化樹脂(通称369樹脂)は、プラ容器で保存できないほど強力なので、音導チューブを溶かしてしまいます。




余ったチューブを切断した後、最後の仕上げとして、UVレジンを薄く塗って開口部を綺麗にします。
レジンを塗る際は、爪楊枝をチューブに刺しておくと、多い日も安心サラサーティー(意味不明orz)




レジンを塗った後、爪楊枝を外して、UVライト照射!
刺したままライト当てると・・・・・大変なことになるかも。





結論カナルという単語。ちょっと卑猥な響きを感じませんか?
だって、一文字違いで・・・・・・




いいえ、全く感じません。私はとってもノーマルなので(断言)


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