カスタム2pinコネクタについて

カスタムIEM自作でコネクタと言えば、主流はMMCXカスタム2pinですよね。
※ それぞれの特徴は 内部ユニット作成② 参照

今回のお題は『徹底比較!カスタム2pinコネクタ』です。
徹底比較とか言っている割に比較対象が少ないのですが・・・・以下、私がaliexpress購入したことのある製品の独断偏見レビューです。


1 オス(♂)コネクタ(0.78mmタイプ)
(1)一押し品
国内でもオヤイデ電気が似た製品を販売しています。
〇ねじ式でカバー固定にボンド不要
〇精度・強度とも極めて高い
〇価格は7~8$程度とちょっと高め
〇ピン・埋め込み部分ともに太目でメスコネクタにきつく固定できる
〇樹脂部分が熱に強い(はんだ付けで変形しにくい)


(2)オーソドックスタイプ
国内のせんごくネット通販でも購入できるおなじみのタイプ。
全ての面において突出したところのない標準的なモデルだと思います。
〇カバーはボンドで固定する必要あり
〇価格は6$程度。せんごくネット通販だと840円
〇樹脂部分の強度は普通
〇ピン・埋め込み部分の太さは普通


(3)廉価タイプ
チャイナのaliexpressで入手できる安物。
カバーは上記2つと同じで金属製ですが、メッキ処理がなくアルミそのまま。
〇カバーはボンドで固定する必要あり
〇価格は5$程度と一番安い
〇樹脂部分の強度がイマイチではんだ付けの熱にも弱い
〇はんだ付け部分の穴が大きくはんだ作業はやりやすい
〇ピン・埋め込み部分とも細めでゆるめの装着感
〇カバーの穴が大きく太いケーブルも余裕で装着できる




2 メス(♀)コネクタ
(1) 一押し品
aliexpressにて入手可能。個人的に一押しの♀コネクタです。
〇ホールド感きつめ
〇はんだ付け部が半円形で予備はんだを溜めやすい
〇樹脂部分が熱に強い(はんだ付けで変形しにくい)
〇誤着防止の凹凸がない
〇価格は10$程度と普通


(2) オーソドックスタイプ
国内のせんごくネット通販でも購入できるおなじみのタイプ。
一番多く流通している製品と思われます。
〇ホールド感普通
〇はんだ付け部分が小さくてはんだ作業が難しい
〇樹脂部分が熱に弱い(はんだ付けで変形しやすい)
〇誤着防止の凹凸あり
〇価格は13$程度と高め。せんごくネット通販だと1,400円


(3) 廉価タイプ
aliexpressのSOUNDLINKが自社ブランドで制作していると思われる製品。
〇ホールド感ゆるめ(ピン穴・埋め込み部分ともに)
〇はんだ付け部分が大きく作業が容易
〇誤着防止の凹凸あり
〇価格は4$程度と激安(ただし送料を含めると7$程度に)
〇twitter情報によると不良品率が少々高めらしい(樹脂成型ミスで穴がずれている等)



(4)謎の製品
うーん・・・・・値段も20$弱と超高いうえ樹脂部分がごつくて使いにくそうなのですが。
誰か購入してみてください。






結論
♂♀とも廉価タイプの組み合わせにするとホールドが超ユルガバに・・・・(涙)

【超ユルガバの組み合わせ例】

ということで、次回はカスタム2pinコネクタの緩み対策についてお届けする予定にしています。

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