そもそもコンデンサって食べられるの?というあなたは・・・・
よくわかる!コンデンサの仕組みと働き
コンデンサは何があるの?
の2つをを読んでおけば、あら不思議。あなたも今日からコンデンサ博士w
さて、巷にあふれるコンデンサ情報から、カスタムIEM自作に必要な情報をスクリーニングすると
① 音質はフィルム・酸化ニオブ・タンタルの三択
② 積層セラミックは音が悪い
③ 有極性(+-あり)のコンデンサは使用不可
ということで、カスタムIEM自作界では、酸化ニオブ陛下とタンタル皇帝が定番だと。
あと、コンデンサの代名詞ともいえる電解コンデンサ。
一応、↓とかはオーディオ用とされていますが・・・・蒸発で経年劣化するし、精度悪いし、最悪耳内で爆発するので、イヤホンには不向きだそうです。
・・・と、ここまでは皆さんOKですね?
カスタムIEM自作で、コンデンサ買うなら、酸化ニオブ か タンタル 買えば良いと。
(フィルムは音は良いですが、構造上小さな筐体で大容量を実現できないので、カスタムIEMに向かない)
ところが、上に書いたコンデンサ選択の条件には大きなアノマリーが存在するんですよ。
え?・・・酸化ニオブもタンタルも極性あってダメじゃん!
それなら、バランスドアーマチュアドライバの専門家knowles社が作ったネットワークを見てみればきっと正解が分かるはず!
・・・・・・・えーと、これどう見ても積層セラミックコンデンサですよね(涙)
確かに、積層セラミックは、小さくて容量でかいし、極性もありませんけど、音質が悪いはずでは・・・
(´・ω・`)ショボーン
色々調べてみた結論を言いますと、
① 本来は極性なしを使用するのが大原則
② イヤホン程度の電圧なら極性あっても大丈夫なんじゃね?ということのようです。
なお、極性ありのコンデンサを使用するときは、コンデンサ+極がアンプ側に、コンデンサ-極がドライバ側に向くようにしてください。
あと、バランス接続の場合は、極性ありのコンデンサは絶対使用してはいけないとのこと。
詳しくはこちらに情報がありました。
というわけで、とりあえず楽天G4さんから購入した酸化ニオブコンデンサ。
・・・おい、小さすぎるだろ。
こんなのどうやって半田付けすんだよ。そもそもどっちが+極なんだよ。
・・・・・・((# ゚Д゚) こんな印わかるかボケナス!
このように、理不尽なコンデンサ様に振り回され、発狂していたらtwiiter上で自作の先人から救いの手が。
はい、ファイナルアンサーです。
フイルムなので音良い、フィルムなのに小さくて容量充分、フィルムなので極性なし。
もう、カスタムIEM自作用には5つ★のコンデンサです。
メーカーさんもオーディオ用として売り出しています。
秋月電機さんで購入できます。
なにより色が玉虫色で綺麗です(うっとり)・・・
「節子、それドロップやない。おはじきや」
はい!死亡フラグ確定(涙)
結論
どんなにコンデンサに凝ったところで、
いや言うまい(涙)
こういう小さいパーツにこだわるのも自作の楽しさですからねw
※ この続きはこちら・・・
コンデンサの選び方②
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