アコースティックホーンについて

この前作ったカスタムIEM(JH5proコピー)では、ツイーターのED29689にアコースティックホーンを採用してみました。
JH5proコピー 参照
単に本物のJH5proの真似をした結果なのですが、そんなこんなで今回はアコースティックホーンについて。


超簡単に説明すると・・・・・
イヤホンの音導管の先端をラッパ状にすると高音強化!
・・・・以上です( ̄ω ̄;)




メーカー製イヤホンだとオーテクが得意技としています(名機ATH-02とか)。




この辺のアコースティックな音響効果は、カスタムIEMの原点である補聴器で既に研究しつくされており確立された理論なのだそうです。
基本的な効果は下図を参照してください。
(相変わらず超適当な作図で・・・右側がF特のイメージです)


ノーマルは第二カーブまでのシェルに内径2mm程度の音導管のF特イメージです。
ショートカナルは第一カーブまでの短いカナルにした場合で、外耳内の容積が増えることにより高音域が大幅に減衰します(低音も若干減衰)。
アコースティックホーンは高音域まで伸びるようになります。



アコースティックホーンの形状として次の2パターンが存在しますが、効果はどちらでも変わらないそうです(自作ではバッカホーンの方が簡単ですね)。
なお、ドライバが高音に強いほどアコースティックホーンの効果も顕著になるとのこと。
巷では「RAB32257の高音を強化しようとアコースティックホーンにしてみたけれど・・・・効果を実感できなかった」という情報が散見されますが、そもそも高音域が弱いRAB32257だと効果がないということのようです。
(今回ED29689で試してみましたが、超鈍感うんこ耳の私でも高音域の変化が実感できましたよw)




結論
補聴器の世界、その奥深さ恐るべし!
(純粋にリスペクトされましたw)


近所に補聴器の専門店があるので一度足を運んでみたいという衝動はあるものの、お遊びでイヤモニを作っている私ごときが店の敷居をまたぐのは申し訳ない気がして(真摯に色々な問題に向き合っている店員さんや顧客の方々に失礼な気がして)・・・・

・・・やっぱ止めときますorz


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