JH5PROコピー(自作カスタムIEM)

メーカー製のカスタムIEM(リファレンスモデル)を忠実に再現してみました。
これまでメーカー製のCIEMを聴いたことがなかったので「メーカー製?なんぼのもんじゃい!」ということで挑戦の意味も込めて。


聴いてみた感想は・・・・
これまで、素人が調子こいてすみませんでしたorz




脳内完成図

5PROという名前のCIEMはUE5PROJH5PROの2つが存在しており、ドライバ構成もよく似ているのですが・・・・・
UE5PROはsonionドライバだから入手が困難。
ということで、Knowlesドライバを搭載したJH5PROを再現してみました。

シェルのデザインもフライングガールがいなかった頃の古臭い感じに。
昔のカスタムIEMは青赤の2色が基本です(笑)
一応命名は「YM5PRO(ヨモギ5PRO)にしておきますか・・・・
【ちょっと青が薄かったか・・・・】

ドライバ~CI22955(ダンパー●●Ω)、ED29689(ダンパー●●Ω)
ネットワーク~●●uf(ハイパスフィルター)
2pin埋め込みコネクタ
シェル素材~赤(セリアレジン+パジコ宝石の雫)、青(セリアレジンコバルトブルー)


どの程度忠実に再現したかといいますと、
① ドライバ構成
② ネットワーク(音響ダンパーも)
③ 音導チューブの長さ+太さ+形状
シェルの汚さ

ええ、創設当初のJHオーディオは、シェルが汚いことで有名だったんですよ。
(そんなとこまで再現してどーすんねん!)



音は・・・・巷のレビューどおり「聴き疲れしない完成度の高い音」でした。
どちらかというと、中高音よりのカマボコ型でしょうか。
そのくせ低音も篭りのない透明感ある鳴り方をします。
(ただし、GQ-30783とかと比べて低音の絶対量は大幅に少ない。その反面透明感はこちらが上)


すごく良い音なんだけど、これどこかで聴いたような記憶が・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・

あっ!
RAB32257にバスドラのアタック音を追加して透明度と音圧を増した感じだわこれ。
アタック音が気持ちよくタンタンと来るということは、1kHz~2khzの中域が強いということですかね。
【ウオームではないBAらしい硬質なアタック音がステキ】

【インピーダンスは大暴れw】


なお、ネットワークを始めとした構成は、JHのフライングガールから公開しない約束で教えてもらったので伏字とさせていただきました。

私の肩に乗ったJHの女神様が立ち去る際、「もし約束を破って情報を公開したら・・・あなたの〇〇〇を切り取ることになるわよ・・・」と耳元でささやいて行かれましたので(涙)

ひとつだけ言わせていただくと、CIの使い方が普通の使い方と違います。
(普通この構成だとCIには赤とかオレンジ、EDには緑とか茶の音響ダンパーですが、かなり違います)
CIをウーハーでなく、フルレンジとして使用している構成です。

あと、ツイーター側のEDは、コンデンサ容量でハイ上がりを解消して「刺さらない&綺麗な高音」を実現しているようです。
※ ハイ上がり調整法は ネットワーク基本のキ⑤ 参照





結論
今まで自作に投資した費用を考えると・・・最初から5PRO買った方が安かったのは間違いありません。
ちくしょー!


やはりメーカーが作った音はきちんとしているんだなと再認識した次第です。




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