custom in ear monitors(イヤモニ) 自作方法の研究
カスタムIEM自作Tips
今回私が自作したハイパスネットワークで使用したパーツのご紹介。 1 基板 ダイセン電子工業 ユニバーサル基板 PU26×44(名刺1/4サイズ 130円程度) いわゆるユニバーサル基板というやつで、スルーホール両面ランドのやつです。両面どちらにもパーツを...
前回までのあらすじ 「中2病に罹患した主人公は、自作ネットワークを作成すべく・・・・」 ハイパス(ツイーターの低音カット)ネットワーク作成その② 構造は簡単で、フルレンジRAB32257とパラレル接続したツイーター用WBFK30095に直列でコンデンサを追加する...
ネットワーク。その甘美な響き・・・・・ Knowles 社の高級バランスドアーマチュアにも標準装備されています。 これまで多ドライバのイヤホンを作ったことはあるものの、全てKnowles社製をポン付けしたことしかない私。 そうだ!ネットワークさえ極めれば自作...
ドライバとコネクタは基本的にポジティブ側とネガティブ側がそれぞれつながるように配線すればOK。 (コネクタのシェルへの固定方法は コネクタの装着 を参照) MMCXコネクタの場合、センターをポジティブ、脇の2本の脚をネガティブ(GND)とするのが一般的です。 (ネガティブは...
シェルが完成したら、次は内部ユニットの作成です。 とりあえず、この動画を見れば全てOK! ※ ただし、 イヤホン自作セット(vibro製) の説明動画のため、カナル部分のレジン充填処理とかは無いので注意(セット同封のエポキシ接着剤だけで作成している)。 ちなみに、こ...
中空シェルが完成したら、まずフェイスプレート側を平らに均します。 粗目のサンドペーパーを平面に置いて、シェルを逆さまに(伏せて)当てて削っていきます。 シェルの高さ(深さ)は、中に入れるドライバの数や耳の大きさによっても違うと思いますが・・・・ 私は写真で示した場所が同じく...
今回は完成したシェルのベタつき解消法。 メス型から取り出した直後のシェル(色が違うのは写真が無かったから) バリは後からサンドペーパーで綺麗にします。現状は指紋付けずに持つための取っ手として重宝するのでそのままに。 無水エタノールに4~5時間漬けた後、再びUVを...
寒天又は透明シリコンでメス型が完成したら、レジンを利用してシェル本体の作成です。 ここがカスタムIEM自作の醍醐味!というか美しいイヤホンになるか、へんな樹脂のインゴットになるかの正念場w 中空シェルの作成法はいくつかありますが、UVレジンとUVライトを使用しての作成法のご...
インプレの加工が終了したら、いよいよメス型の作成。 主流は2液方式の液体シリコンを流し込んで硬化させる方法です。 後から紫外線を当ててシェルを造形するので、透明なシリコンがオススメ。 カスタムIEM自作での王道はボークスの「造形村透明シリコン」...
メス型を作る前にインプレッションの表面処理をします。 理由は ① 細かい凹凸を無くす ② シリコンでメス型作る場合は癒着防止 この工程が、後々完成したカスタムIEMの出来栄えに大きく影響します。これホント。 表面処理の主流は次の3種類みたいです。 ① プラサフ吹...
カスタムIEMを自作する際、最初これが難しいんですよ。いやホント。 なんで人間の耳はこんなに複雑な形に進化(退化?)したんでしょうかね? えーと、採取直後の形はこれです(知人から依頼されたやつ)。 ちなみに補聴器屋さんで採取の高級品。 不要部分...
カスタムIEMの自作で一番最初の試練が インプレッション の採取です。 これがないと始まりません。おばあちゃんもそう言っていました。 まぁ、最近は3~5,000円程度で採取してくれる補聴器屋さんが巷に増えてきていますが・・・・・ 貧乏 コスパ重視 な私は自分で採取ですw ...
まず最初にカスタムIEM自作の大まかな流れを。 ① 自分の耳型をインプレッションとして採取 ② インプレからメス型を作成 ③ メス型からレジンでシェル作成 ④ ドライバー等のユニットを組み込む ⑤ フェイスプレートでシェルに蓋 とりあえず、この動画を見ればすべてお...
カスタムIEM。 正確には Custom In Ear Monitors そもそも、アーティストが大音響のステージ上で自分の声を聴くために開発されたとか。 それが、何時しかポータブルオーディオ&イヤホンおたくの最終到着地点究極イヤホンに(笑) 世界に一つだけの自分専用イ...